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前回の記事と今回の概要

前回は「①Rの紹介」という記事で、Rの紹介をおこないました。今回は R、Rstudioやプログラムフォントのインストール、Rstudioの起動・設定などをおこなっていきます。

「R」「Rstudio」「Myrica」のダウンロード・インストール

  • 上記の順番でダウンロード・インストールをおこなっていきます。
  • Rだけでもそこそこ使えますが、Rstudio(統合開発環境)を使うと非常に使いやすくなります。
  • Myricaはプログラミング向等幅フォントです。

R ver3.61のダウンロード・インストール

  • 2019年08月14日現在、Rの最新verは3.61です。こちらのサイトからダウンロードをおこなってください。
    • 上記リンクは統計数理研究所のミラーのCRANです。リンクが切れた場合、「R cran mirror」とgoogle検索をおこない、r-projectのサイトの「japan」のリンクに飛べばOKです。
  • ダウンロードファイルを適時インストールしてください。選択はデフォルト選択肢のままでOKです。

Rstudio ver1.2.1335のダウンロード・インストール

  • 2019年08月14日現在、Rstudioの最新verは1.2.1335です。こちらのサイトからダウンロードをおこなってください。
    • 上記リンクはRstudioの公式サイトです。リンクが切れた場合、「rstudio」とgoogle検索をおこなえば、すぐに見つかります。
  • ダウンロードファイルを適時インストールしてください。選択はデフォルト選択肢のままでOKです。

Myricaのダウンロード・インストール

  • 上述したように、Myricaはプログラミング向等幅フォントです。等幅フォントとは、半角文字が全角文字の丁度半分になっているフォントのことで、導入によってRstudioの視認性が劇的に向上します。
    • 等幅フォントなら何でも良い(例えばMSゴシック)のですが、こだわりがなければとりあえずMyricaがオススメです。
  • 公式サイトの中頃に「Myrica.ttc」(MyricaM.ttcではなく)という見出しがありますので、そこからダウンロードをおこなってください(zip圧縮版の方が普通は扱いやすいかもしれません)。
  • ダウンロードをおこない解凍したら、「Myrica.TTC」ファイルをダブルクリックし、インストールをおこなってください。

Rstudioを触ってみる

Rstudioを起動し、見た目を変更する

  • Rstudioを起動し、メニュー上部の「Tools」⇒「Global Options」⇒「Appearance」を選択していくと、Rstudioの見た目が変更できます。
    • 「Editor font」でフォントを変更できます。「Myrica M」にしましょう(Myricaではなく)。
    • 「Editor theme」でテーマを変更できます。ダーク系だとプロっぽいので、私は「Tomorrow Night 80s」を使っています。
    • その他、「Zoom」や「Editor Font size」で全体サイズ・フォントサイズの変更ができますので、必要に応じて変更してください。

見た目を変更した後のRstudio

  • フォントやテーマを変更することで、Rstudioの画面は上記のようになったかと思います。
  • Rstudioは4画面(ペイン)に分かれています。「左上・スクリプト画面」にコードを書き、そのコードを実行(ctrl + Enter)し、「左下・コンソール画面」に結果を出力していく、というのがRstudioの基本的な使い方です。

Rstudioでコードを書いて実行してみる

  • 「左上・スクリプト画面」に下記コードを書いてください。

[code language="r"]

24 + 563

[/code]

  • 「左上・スクリプト画面」 のコードを書いた行にカーソルを合わせ、「ctrlキー」と「Enterキー」を同時に(何となく同時でOK)押してください。
  • すると...左下コンソール画面に実行結果、「587」が出力されたはずです!

これであなたもRプログラマー

  • これであなたも「①コードを書く」⇒「②コードを実行する」をおこないました。これであなたもRプログラマーの仲間入りです!

次回の記事

  • 今回は環境導入をおこない、Rstudioを触る所までおこないました。次回はRプログラミングの基礎をおこなっていきます。